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-Optics Research-

Bushnell HOLOsight XLP

Bushnell HOLOsight XLP
ManufactureBushnell
Price$248
Official sitexxxxx
Review date2018.05.19
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Bushnell HOLOsight XLP

Bushnellのホロサイト、XLPです。第2世代のモデルで独特な形状をしています。
マニュアルは分厚いですが、7ヶ国の言葉で解説されているので内容が濃い訳ではありません。
レンズを守るフレームとマウント部分以外はプラスチック製で電池なしで174g(込みで196g)と軽量です。
設計に難ありで衝撃の強い銃には非推奨とのことです。

Bushnell HOLOsight XLP

操作ボタンはボディの上部にあり、↑ボタンでON、↑↓ボタン同時押しでOFFになります。
真ん中辺りにあるBはBushnellのロゴでボタンではありません。

Bushnell HOLOsight XLP

レーザーのステッカーが貼られています。
ボディのロゴにもある様にホロサイトはBushnellの登録商標です。
EOTechの商品はホログラフィックウェポンサイト。

Bushnell HOLOsight XLP

下部に製造年月とシリアルナンバー、そして日本製であることが記載されています。
ステッカーには2006年3月製造と記載されています。
Bushnellの日本製スコープはライト光機が製造を行っていますが、ドットサイトの方は不明です。
ガムベースの接着剤で貼られているプレートがありますが、このプレートにホログラフィックをスクリーンに映し出す為のレンズが付いています。
粘着力の低下により位置が動いたり最悪外れてしまうことがあり、これが大口径に対応していない理由と思われます。

Bushnell HOLOsight XLP

取り付けは20mmレール専用でボディ左側にある小さな六角ネジをレンチで回して固定します。
これだけ大型のサイトなのだからネジは手で回せるタイプにしてほしいところ。

Bushnell HOLOsight XLP

バッテリーボックスは後にあるネジを回転させて開けます。
電池は単4電池(AAA)を2本使用します。

Bushnell HOLOsight XLP

点灯時は正面から光が結構漏れています。写真は光度最大の状態。
しかし、肝心のドットはそこまで明るくありません。

Bushnell HOLOsight XLP

残念ながら本体のレンズが焼けており、黄ばんだ感じでドットが2重に表示されています。
黄ばみは保存状態に原因があった為ですが、2重のドットは個体によっては起きる現象だそうです。

形状が独特で国内では珍しいドットサイトです。
20mmレール以外にもショットガン用マウント標準装備のモデルもあります。
ユーザーからの評価は非常に悪く、耐久性に難がある、ドットの滲みがひどい、調整ができないなどの声があります。