OTS SDX-11-3
Manufacture | OTS |
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Price | ¥39,800 |
Official site | 競技用ダットサイト SDX-11 3MOA |
Review date | 2016.12.31 |
Favorite | ★★★ |
OTSの競技用ドットサイト、SDX-11 3MOAです。
SDXはTDX、PDXを競技用にしたモデルでナイトビジョンモードをオミット、キルフラッシュ、バトラーキャップが付属していないので価格が抑えられています。
100個限定生産で3MOAは70個、6MOAは30個生産された様ですが、2017年版カタログでも掲載されているのでよほど売れ残っているのか、再販されているのでしょう。
製造はライト光機で購入時から10年間の保障が付きます。
エレクターチューブ底面にはドットサイズとシリアルナンバー、日本製の刻印があります。
ガスポートと思われるネジも付いています。
光度調整ダイアルは11段階の調整が可能で数字の間の点の部分はOFFになります。
素早く調整を行いたい場合は邪魔に感じるかもしれませんが、OFFから中間光度の6を1回の移動で行うことができます。
ダイアル調整のクリック感が非常に良いのがポイントです。
バッテリーはCR2032を1枚使用します。
調整ダイアルはフィンガークリックタイプでダイアルに摘みが付いているので調整が容易です。
摘みがあるのはSDXとTDXで、PDXはコインで回すタイプです。
1Click 1/2MOAの移動量になります。
対物レンズのコーティングはルビー、マゼンタ。
SDX-11-3は2個持っているのですが、製造時期(再生産?)の違いかコーティングが異なっています。
この個体はシリアルがBから始まります。
もう1個の方はルビー、グリーンとなっています。
この個体のシリアルはZからです。
シリアルBの接眼レンズのコーティングはグリーン。
シリアルZの接眼レンズのコーティングはブルーとなっています。
シリアルBを覗いた写真です。
青みは少しある程度です。残念ながらドットは少し滲んでいます。
シリアルZのモデルはもう少し青みが掛かった視界になっていました。
ライト光機が製造したということで話題になったドットサイトです。
操作性は非常に良いが、光学性能では有名メーカーのドットサイトには及ばなかった感じです。
チューブ径は37mmで特殊な規格の為、マウントリングは付属のものと別売りの実銃用しか使えません。
付属のマウントも別売りの実銃用マウントも高さは同じなので高さを上げたい場合はTDX、またはPDXモデルに変更することになります。