SIGHTRON SD-33 BLUE EYE
Manufacture | SIGHTRON |
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Price | ¥41,800 |
Official site | SIGHTRON ダットサイトシリーズ |
Review date | 2020.11.14 |
Favorite | ★★ |
SIGHTRONのドットサイト、SD-33 BLUE EYEです。
BLUE EYEの特徴は視界が黄色で青いドットとなっていることです。
重量はバッテリー込みで168g。
ボディにはBLUE EYEのレーザー刻印があり、覗かなくても判別できます。
SD-33ではプリントだったMADE IN JAPANの文字もBLUE EYEではレーザー刻印に変更されており、削れて消えてしまうことはなくなりました。
調整ダイアルは33シリーズ共通のものです。
紛失防止用のゴムが付いていますが、ゴムの質が悪いので劣化して切れてしまいます。
ダイアルのつまみが低く、クリック感も結構固めで操作性が悪いです。
SDシリーズはMDシリーズとダイアルが異なっており、11段階の調整が可能になっています。
自動調光やナイトビジョン機能を使わないのであれば、高価なMDシリーズを選択する必要はありません。
対物レンズはブルーのコーティングが施されています。
接眼レンズのコーティングはライトブルー。
光度8で撮影。ドットサイズはシリーズ共通で5MOA。
他では見られない黄色い視界と青のドットです。
黄色くしている理由は、コントラストを上げることで視界をはっきりとさせる為で一部のライフルスコープや双眼鏡には同じ技術が使われています。
しかしBLUE EYEはただ黄色いだけという印象で、ライフルスコープのIOR 4x24 M1と比較すると黄みが強く出ています。
通常モデルでは綺麗だったドットがBLUE EYEでは滲んでいたのが残念でした。
現行モデルはSD-33X BLUE EYEとなっておりバージョンアップされています。
対物レンズの耐久性向上や反射が軽減されたとのことですが、ドットの滲みは改善されていませんでした。
変わり物好きでない限り通常モデルを使用することをオススメします。