ADCO Clearfield T10
Manufacture | ADCO |
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Price | $699.00 |
Official site | Clearfield T10 Scope |
Review date | 2015.04.12 |
Update | 2019.04.27 |
Favorite | ★★★ |
ADCOの固定倍率スコープ、T10です。倍率は10倍、対物レンズは42mmでtasco SS10の縞々モデルです。
パッケージはシンプルで白い箱にSS 10x42とプリントされたステッカーが貼られているだけ。
マニュアルは付属しません。
刻印は10x42の文字のみ。
MADE IN JAPANのステッカーが貼られています。
調整ダイアルはバーニアスケール入りの大型ダイアルです。
クリック感は非常に良く、1目盛り毎にカチッカチッと回せます。
1目盛りの移動量は記載されていません。
フォーカスの単位がメートルなのに1Clickの移動量は1/4MOAみたいです。
珍しいリアフォーカスタイプです。
ダイアルがかなり緩めでもう少し固めが良かったです。
ダイアルの数字はいい加減で50m以下はフォーカスが合いません。
100m辺りからがフォーカスが合う実用範囲です。
ちなみにtascoのSS10にはサイドフォーカスモデルも存在します。
対物レンズのコーティングは表側グリーン、裏側グリーン。
接眼レンズのコーティングは表側シーグリーン、マゼンタ、裏側シーグリーン。
こちらはあまり見ないコーティングです。
レティクルはMil-Dot。
視界はやや曇りが掛かっていてイマイチといった感じです。
このスコープにはガスポートが2箇所あり、曇り対策は万全のはずなのですが、内部が曇ってしまう不具合があるみたいです。
他にも同じモデルを複数見たことがありますが、どれも曇っていました。
tascoのタクティカルスコープ同様にADCOのClearfieldも同じ病状の様です。
Diameter | 30mm |
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Weight | 598g |
Eye relief | 約80mm~100mm |
Objective coating | 表側グリーン、裏側グリーン |
Eyepiece coating | 表側シーグリーン、マゼンタ、裏側グリーン |
tascoの最高機種であるSS10は、NATOが採用したとも言われ国内ではアメリカの3倍近い価格で販売されました。
TITANの操作性の悪さを改善した固定倍率スコープの様な位置付けで高性能なスコープなのですが、製造時期によって仕様や品質が結構異なっています。
ダイアルのクリック感、レンズのコーティング、対物チューブの長さ、シリアル有無等が異なっています。
tasco亡き後はSWFAやNIKKOが外見はほぼ同じのモデルを$400程で販売しています。
ちなみにPS3ソフト、MAGというFPSにこれをモデルにしたスコープが登場します。