LEUPOLD M8 8x40

LEUPOLDの初級スコープ、M8シリーズの8x40です。
M8は90年代までは製造されていましたが、廃盤となっています。
価格、光学性能はVX-IIと同等と思われます。

フロントフォーカスは25yd～∞となっています。

エレクターチューブ部分にはLEUPOLDのロゴとシリアルナンバー。

接眼チューブにはMADE IN U.S.A.の刻印。
PATENTS-4,408,842-4,395,096。

調整ダイアルはクリック感のないタイプです。
ダイアルに移動量が記載されておらず不明です。
LEUPOLD初級スコープはこの辺りの使い勝手が悪いです。

対物レンズのコーティングは表側マゼンタ、裏側マゼンタ。
各メーカーの低価格スコープによくあるコーティングに見えますが、覗いてみるとLEUPOLDの方が明るく、解像度も高めです。

接眼レンズの表側はパープル、裏側はマゼンタ。

レティクルはFine Duplex。
古いスコープですが、明るさ、解像度共に問題ありません。

どの様な位置付けで製造されたのかは不明でM8は8倍固定という意味ではなくM8シリーズには他の倍率も存在します。
M8シリーズには可変倍率は存在しないので一昔前の可変スコープはレンズが増えることによって透過率が落ちることを気にしていた頃に固定倍率を売りとして販売したスコープなのかもしれません。

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