LEUPOLD VARI-X III 3.5-10x40 M1
Manufacture | LEUPOLD |
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Price | ¥140,000 |
Official site | xxxxx |
Review date | 2017.07.01 |
Favorite | ★★★☆ |
90年代のLEUPOLD高級スコープ、VARI-X III 3.5-10x40 M1です。
これはMark4がまだ固定倍率のみしかなかった頃に販売されていたものです。
LEUPOLDのパッケージは高級感があります。
内容の濃いマニュアルの他、クロス、プロダクトカードが付属します。
M1はタクティカルモデルのスコープでLEUPOLDの特徴であるゴールドリングはブラックになっています。
このブラックリングにスペックの刻印があります。
サイドフォーカスにはLEUPOLDのエンブレムがあります。
レプリカはエンブレムがないので本物と見分けるポイントにもなります。
エレクター部底面にはシリアルナンバーとMADE IN USAの刻印。
パワーダイアルは狩猟モデルとの違いはありません。
ダイアルは結構固めで回すのに力が要ります。
LEUPOLDのパワーダイアルの固さは個体によってバラつきがある気がします。
視度調整は接眼チューブ手前のダイアルを緩めて調整します。
スピードフォーカス機能はイルミネーションモデルに付いています。
M1の調整ダイアルはキャップを外すことなく、そのまま手で回すことができます。
大型ノブで回し易そうに見えますが指にフィットせず頻繁に操作していると指が痛くなります。
移動量は1Click、100ydで1/4inchです。クリック感はしっかりしており、不意に動いたりしない適度な重さとなっています。
ダイアルにはバーニアスケールがあり、現在ダイアルを何周しているのかが分かります。
サイドフォーカスダイアルに距離の表記はありませんが、小~大の白丸の刻印がフォーカスを表しています。
対物レンズのコーティングは表側グリーン、裏側グリーンです。
奥のレンズにもグリーンのコーティングが施されています。
接眼レンズのコーティングは表側イエローグリーン、グリーン、裏側グリーンx2。
接眼チューブにはアルミキャップを取り付ける切り込みがありませんでした。
後期のモデルになると切り込みがあり、アルミナキャップを取り付けることができます。
3.5倍時。視野が広く、明るさ、解像度共に高いです。
VARI-X IIと違い、暖色系が強く出ているので好みが分かれる視界です。
10倍時。視界が白くぼやけたりすることはなく、光学性能は高いです。
Diameter | 30mm |
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Weight | 555g |
Eye relief | 約100mm~120mm |
Objective coating | 表側グリーン、裏側グリーン |
Eyepiece coating | 表側イエローグリーン、グリーン、裏側グリーンx2 |
VARI-X IIIはチューブが1ピース構造、レンズはグリーンマルチコーティングで下位モデルのVARI-X IIより大幅な改善がされています。
それに加えM1モデルは、30mmチューブ径、サイドフォーカス、タクティカルノブ仕様で操作性が良くなっています。
既に製造が終わっているモデルですが、見た目はMark4と同等なので人気のあるモデルです。