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-Optics Research-

PFI 10x42

PFI 10x42
ManufacturePFI
Pricexxxxx
Official sitexxxxx
Review date2018.04.07
Favorite★★★
PFI 10x42

PFIのRapid Reticleスコープです。倍率は10倍固定です。
PFIはPride Fowler Industriesの略称で世界チャンピオンのJohn PrideとMickey Fowlerが設立した光学機器メーカーで、独自にデザインしたレティクルが売りになっています。

PFI 10x42

サイドフォーカスにもキャップが付いており、MINI MILDOTのエンブレムがあります。

PFI 10x42

刻印は対物チューブのスペック刻印のみです。

PFI 10x42

調整ダイアルは1Click 100ydで1/4inchとなっています。
内側に回し過ぎると目盛りが隠れてしまいます。
サイドフォーカスに距離の表記は無く、白丸が小さくなる程遠くでフォーカスが合う様になっています。

PFI 10x42

視度調整は接眼チューブそのものを回して行います。

PFI 10x42

対物レンズのコーティングは表側シーグリーン、裏側グリーン。

PFI 10x42

接眼レンズのコーティングは表側グリーン、マゼンタ、裏側シーグリーン、マゼンタ。

PFI 10x42

明るさ、解像度共に問題なく、高い光学性能を持っています。
レティクルが複雑なので画像では潰れてしまっています。

PFI 10x42

レティクルを拡大した画像です。
Rapid ReticleはPFI指定の弾薬を使用する必要があります。
レティクルにある距離で一度ゼロインしてしまえば、ダイアルの調整不要で100~800ydの射撃が可能になります。

PFI 10x42
Diameter30mm
Weight528g
Eye relief約90mm~110mm
Objective coating表側シーグリーン、裏側グリーン
Eyepiece coating表側グリーン、マゼンタ、裏側シーグリーン、マゼンタ

エレベーションダイアルをターゲットの距離に合わせて調整するBDCノブの機能をレティクルで実現したものです。
ダイアルを操作する手間が無い分、射撃するまでの時間が早くなります。
気付く人は多いと思いますが、これはかつてtascoが販売したLEUPOLD Mark4 M3の6倍固定スコープのレプリカにRapid Reticleを組み込んだものです。
レプリカ品にも関わらず、本物に劣らない光学性能を持っていたので、価格も高額で、そのスコープにRapid Reticleを使用しているので海外大手の通販サイトでも$650程の価格となっています。