RUDOLPH C1 6-24x50 T3
Manufacture | RUDOLPH |
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Price | ¥48,000 |
Official site | V1 6-24x50 |
Review date | 2015.07.20 |
Favorite | ★★ |
RUDOLPHの高倍率スコープです。
RUDOLPHは南アフリカをメインに販売しているスコープメーカーです。
スコープを供給しているのがNOVEL ARMSでVALIANTシリーズに近いものがあります。
Official siteのURLのものは仕様が近いV1モデルで、このC1モデルは国内ミリタリーイベントで販売されたものです。
間違えて作りすぎたとのことで価格は¥10,000となっていました。
接眼チューブにはメーカーロゴのプリント。
サイドフォーカスは50m~となっていますが実際には30m手前でもフォーカスを合わせることが可能です。
50m~∞となっていますが、遠距離だとフォーカスが合わず、中距離向けです。
1Click 1/4 M.O.Aの移動量です。
クリック感はしっかりとしています。
イルミネーションは11段階です。
バッテリーはCR2032を使用します。
ガスポートとコイルスプリングがあります。
パワーダイアルは軟らかめで実銃の衝撃では動いてしまうかもしれません。
20の数字だけ丸で囲まれており、これがミルの機能が使える目印なのだと思われます。
接眼チューブ下側にはシリアルナンバーと日本製であることの刻印がありますが、部品の製造は中国、組み立ては日本で行っているものと思われます。
対物レンズのコーティングは表側シーグリーン、裏側シーグリーン。
接眼レンズのコーティングは表側シーグリーン、裏側シーグリーンx2、シーグリーン→パープル。
6倍、24倍で覗いた画像です。レティクルが上手く写りませんでした。
実際はもっと綺麗に見え、SURE HITシリーズに近いコーティングで非常に明るいですが、高倍率時は解像度が悪く、実用的ではありません。
レティクルはT3と呼ばれるミルスケールレティクルになります。
ポスト部分が透明になっており、視界の妨げにならない工夫がされています。
イルミネーションは中心のドットの部分のみ発光。
Diameter | 30mm |
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Weight | 805g |
Eye relief | 約80mm~120mm |
Objective coating | 表側シーグリーン、裏側シーグリーン |
Eyepiece coating | 表側シーグリーン、裏側シーグリーンx2、シーグリーン→パープル |
30mmチューブのサイドフォーカス仕様の高倍率スコープは低価格帯ではあまり見かけないので手頃なスコープではありますが、本当に日本製か?と思いたくなるほど作りが雑です。
ダイアルのキャップがスムーズに回らない、パワーダイアルが軟らかい、フォーカスの設計の甘さ、内部が汚いなど今まで見てきた低価格の日本製スコープと比べても劣ります。
これはこの個体がハズレだった訳ではなく、他の個体も複数確認しましたが、似た様なものです。
20倍時にミルの機能が使えるのだとしても、この解像度では厳しいものがあります。
メーカーサイトに載っているV1 6-24x50は接眼チューブがHAKKO Majestyに使われていたものとまったく同じもので完全日本製なのかもしれません。
C1モデルは中国の光学機器メーカー、Tac Vector OpticsのSENTINEL 6-24x50によく似ています。
RUDOLPH C1はボディはSENTINEL、パワーダイアル、イルミネーションダイアルはTitanから持ってきているみたいです。
SENTINELの価格は$180未満なのでコストパフォーマンスを考えると悪いものではありませんがこれを国内価格¥48,000は高すぎます。
参考:Sentinel 6-24x50
参考:Titan 10-40x56IR