SPRINGFIELD GE5095PP 4-16x50
Manufacture | SPRINGFIELD |
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Price | ¥89,600 |
Official site | xxxxx |
Review date | 2012.03.18 |
Update | 2019.03.30 |
Favorite | ★★☆ |
HAKKOがSPRINGFIELDに供給していたスコープです。
数あるHAKKOスコープの中でも上級クラスのモデルになります。
説明書は付属せず、入っていたのはレンズカバー、クロス、ドライバー、乾燥剤。
接眼レンズ上部の刻印。珍しい緑色の刻印があります。
接眼レンズ下部の刻印。特許番号とかシリアル。
刻印が多いスコープです。
サイドにはSPRINGFIELDの刻印があります。
視度調整はスピードフォーカス採用。可動幅も広めです。
サイドフォーカスを回してもロゴは回転しないという面白い設計です。
サイドフォーカスは50~∞。メートルかヤードかは不明。
30mぐらいからピントが合わせられる感じです。
調整ノブはバーニアスケールではありませんが回すと伸縮します。
バーニアスケールありのモデルも存在しています。
1Clickで1/4MOAの移動量。240程クリック可能。
限界まで回して低倍率で覗くと像が欠けていました。
似たモデルでも調整ダイアルの仕様が異なるのはGE5078PPというスコープです。
外見では調整ダイアルが違うだけですが¥20,000以上値段に差があります。
イルミネーションノブは二重構造になっています。
上部はスペアの電池を入れる蓋。
11段階のイルミネーションなのですが、5以下はほとんど分かりません。
1~3段階は真っ暗にしてやっと分かる程度。
綺麗に発光するのですが、光度のバランスが悪いです。
高級クラスのモデルなのでELECTRO POINT並の光度が欲しいところ。
HAKKOの高級機種に使われるコイルスプリングがあります。
エレクター部分が長いので使用するリングによっては不都合があるかもしれません。
対物レンズのコーティングは表側グリーン、裏側グリーンです。
コーティングは個体によって異なるみたいで、表側ブルー、裏側グリーンのものもあります。
カメラの52mm用フィルターが装着可能で被弾防止などに使えます。
接眼レンズのコーティングは表側シーグリーン、裏側パープル→グリーン、グリーンです。
4倍時。
像の下にある2つのトゲの間に水準器がありますが、4倍時は確認が困難です。
中心位置に気泡があればスコープは水平になっています。
16倍時。
実際にはもう少し鮮明に見えますが、高倍率時は視界が白くぼやけてしまい水準器が邪魔になります。
同じPro-Plexでもレティクルが細いタイプもあり、狙い難い場合があります。
4倍でイルミネーションを最高にした状態です。
最高状態でも控えめで日中での使用は想定していない感じです。
16倍でイルミネーションを最高にした状態。
ズームすればレティクルが発光しているのがはっきり分かります。
乱反射もなく非常に見やすいのですが緑色は好みが分かれます。
夕方だと赤よりも緑の方が視認し易いとのことです。
Diameter | 30mm |
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Weight | 906g |
Eye relief | 約100mm~120mm |
Objective coating | 表側グリーン、裏側グリーン |
Eyepiece coating | 表側シーグリーン、裏側パープル→グリーン、グリーン |
900g以上の重量で狩猟として使うには重く、高倍率なのでゲームでの使用にも向かない中途半端なスコープと言えます。
水準器が付いてなくてイルミネーションが赤でイルミネーションノブの位置をサイドに置いてくれてたらいい感じのスコープになったと思います。
当時は高額なスコープでしたが現在のスコープで言うならば4万位のスペックでイベントやオークションでよく出回っているので簡単に入手可能です。