tasco TITAN 1.25-4.5x26
Manufacture | tasco |
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Price | ¥62,000 |
Official site | xxxxx |
Review date | 2022.03.19 |
Favorite | ★★★☆ |
tascoの最高級スコープ、TITANのショートスコープ、1.25-4.5x26です。
ヨーロッパ製品を意識した30mmチューブ、4Aレティクル仕様となっていますが、セカンドフォーカルプレーンでズームしてもレティクルは変化しません。
高価ではありましたが、国内でも入手が容易、かつ海外の有名ブランドにも劣らない光学性能で発売当時は人気のスコープでした。
対物チューブのtasco TITANのロゴ。
調整ダイアルは低めに設計されており、妨げにはならないものの操作性は悪いです。
ダイアルはコインで回すタイプで1Click 100ydで1/4inch。クリック感は弱めです。
ゼロインはダイアルを合わせた後、目盛りパーツを回転させて行います。
調整ダイアルはLEUPOLDの初級スコープと同じ作りで不評だったのか、形状は度々変更されておりHAKKO初級型、SIGHTRON型2種(キャップ有、無)、S&B型(レチクルロケーションインジケーター)があります。
エレクター部にはガスポートを隠すステッカーが貼られています。
モデル名や、防水仕様、JAPANの刻印があります。
後期製造のTITANはシリアルナンバーがなくなりました。
パワーダイアルに突起はありませんが、ダイアルの幅が広いので操作は悪くはないです。
対物ベルの両サイドにはTITANのエンブレムがはめ込まれており、高級感があります。
初期型対物ベルと形状は似ていますが回転する部分の幅が広くなっており操作性が向上した一方、クリック感はなくなりました。
対物レンズのコーティングは表側シーグリーン、裏側グリーン。
接眼レンズのコーティングは表側シーグリーンx2、裏側シーグリーン。
1.25倍時。レティクルはヨーロッパで一般的な4Aです。
視界は明るさは控えめで、解像度重視となっています。
3-9x42の初期型と対物ベルの形状は似ていますが、初期型の様な視野の広さはありません。
4.5倍時。セカンドフォーカルなのでズームしてもレティクルは変化しません。
Diameter | 30mm |
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Weight | 439g |
Eye relief | 約100mm~120mm |
Objective coating | 表側シーグリーン、裏側グリーン |
Eyepiece coating | 表側シーグリーンx2、裏側シーグリーン |
光学性能はブルー、マゼンタ、パープル系コーティングとイマイチだったtascoの初級~中級モデルとは比べ物にならない程高くなっています。
1.25-4.5の低倍率モデルはTITANシリーズ登場初期からはなかったみたいで、この倍率の初期型は見かけません。
※初期型というのはファーストフォーカルプレーン、調整ダイアルがレチクルロケーションインジケーター仕様、パワーダイアルにクリック感のあるTITANの中でも上位と言える仕様