tasco WA 3-9x40TV
Manufacture | tasco |
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Price | xxxxx |
Official site | xxxxx |
Review date | 2018.06.16 |
Favorite | ★★ |
tasco WA 3-9x40TVです。90年代の古いスコープです。
WAはWide Angleの略でTVは視界がテレビ画面の様に見えることからそう呼ばれています。
鹿のエンブレムが貼られています。
ガスポートを隠すステッカーも貼られています。
1Click 100ydで1/4の移動量です。
この金色目盛りのパーツは他ブランドのスコープでも見かけることがあります。
パワーダイアルはチェッカリングの加工がされており、滑り止め対策がされています。
tascoのロゴは刻印です。モデルや製造時期によってはプリントになっています。
接眼チューブにはスコープのスペックが記載されています。
WA3940TV MADE IN JAPAN AO-07 05
対物レンズのコーティングは表側パープル、裏側パープル。
接眼レンズのコーティングは表側パープル、マゼンタ、裏側パープル。
パープル系のコーティングは好みですが、tascoのものは反射が起こり易く光学性能は悪いです。
3倍時。光学性能は悪く、対物レンズ40mmの3倍時でも黄ばんで見えます。
写真の様にTV画面の視界になっているのがこのスコープの特徴で横幅の視野を広げた作りになっています。
視野を広げたと言っても元々tascoのスコープは視野が狭いので、横の視野は他社製品を上回ったが縦の視野を犠牲にした感じです。
9倍時。明るさが落ちますが、許容範囲内ではあります。
覗いていると暗いことよりも、レンズの反射が気になります。
Diameter | 25.4mm |
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Weight | 379g |
Eye relief | 約100mm~110mm |
Objective coating | 表側パープル、裏側パープル |
Eyepiece coating | 表側パープル、マゼンタ、裏側パープル |
現在のスコープと比較すると流石に視野は狭いです。
同じ工場で製造されたと思われるノーブランド品が出回っていますが、TV型視野のスコープは非常に珍しいです。
RedfieldのWidefieldも同じくTVの形の視界になっていますが、これは接眼チューブ自体がTV型になっていました。
しかし同時期のZEISSのスコープの方が視野も光学性能も圧倒的に優れていたので早々にTV型モデルは消えてしまいました。