Trijicon AccuPoint 1-4x24
Manufacture | Trijicon |
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Price | $1,099.00 |
Official site | AccuPoint |
Review date | 2019.01.19 |
Favorite | ★★★☆ |
TrijiconのAccuPoint、1-4x24(レッド)です。
バッテリーを使用しなくてもレティクルが発光するのが大きな特徴で日中は集光ファイバー、夜間はトリチウムでレティクルが光続けます。
付属するレンズペンは家電量販店のカメラコーナーで売られているものにTrijiconの文字が入っているだけです。
スコープにはトリチウムを使用しているとの注意書きがあります。
製造は日本のライト光機です。
日本製のTrijiconスコープにもしっかりとJOHN 12:46の聖書刻印があります。
ライト光機のスコープに使われているダイアルです。
ダイアルを上に引っ張ることで工具を使わずにゼロインができます。
新モデルになってもパワーダイアルに矢印がある倍率が確認し難い仕様です。
赤い部分が集光ファイバーで光を取り込みレティクルが赤色に光るようになっています。
回転させることで集光ファイバーを隠すことができますが、この状態でも若干隙間から光が入り、レティクルが微妙に光ってしまいます。
対物レンズのコーティングは表側グリーン、裏側グリーン。
接眼レンズのコーティングは表側イエローグリーン、裏側マゼンタ、マゼンタ→パープル。
1倍で覗いた写真です。レティクルはTriangle Postです。
中心の三角形の部分が発光します。
4倍時。明るさは十分ですが、解像度は$1,000クラスのスコープにしてはかなり低く、光学性能的には$400~500台です。
集光ファイバーやトリチウムにコストが掛かりすぎているのかもしれません。
夜間はトリチウムが程良く発光してくれます。
トリチウムの光は月日が経つにつれて弱くなっていくので、なるべく新しいものを買うのが望ましいです。
Diameter | 30mm |
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Weight | 408g |
Eye relief | 約90mm~110mm |
Objective coating | 表側グリーン、裏側グリーン |
Eyepiece coating | 表側イエローグリーン、裏側マゼンタ、マゼンタ→パープル |
殆ど機能していなかった旧型の集光機能が大幅に改善され、実用性のあるスコープになりました。
複数の色を使い分けることはできなくなりましたが、そもそも3色もいらなかったと思います。
光学性能が価格に見合っていないと書きましたが、このスコープをバッテリー仕様の6倍比に改良したものが、OTSやVixenなどから安く販売されているからです。
OTSの方は国内でも¥60,000程で簡単に入手できるものなので、光学性能は求めず、バッテリーを使わずレティクルを光らせたい人向けのスコープと言った感じです。