ZEISS DIAVARI 1.5-6x36
Manufacture | ZEISS |
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Price | xxxxx |
Official site | xxxxx |
Review date | 2018.09.01 |
Favorite | ★★☆ |
西ドイツ時代のZEISSの古いスコープです。
ドイツ製ライフル専用のマウントに装着するタイプです。
チューブ径は32mm程あり、適合するリングがありません。
DIAVARIは現在でも販売されているモデル。
対物レンズの表記がありませんが、36mmです。
エレベーションダイアルにWest Germanyの刻印が入っています。
このスコープの大きな特徴はウィンデージダイアルが存在しないことです。
古いドイツ製のスコープはエレベーションとウィンデージが1箇所にまとめられていたりしますが、このスコープはマウントで左右の調整を行います。
ダイアルは高さが低く、操作性は悪いです。クリック感もありません。
スコープのチューブにベースが付いており、そこに銃へ取り付けるマウントを装着します。
後方のマウントは左右の微調整ができる様になっています。
チューブ下部にはシリアルナンバーがあります。
パワーダイアルは対物ベルが回転するので操作性は良いですが、フリップアップキャップとの相性は悪いです。
数字が書かれている場所に合わせる度にカチカチと音がします。
対物レンズのコーティングは表側パープル、裏側マゼンタ。
接眼レンズのコーティングは表側マゼンタ、パープル、裏側マゼンタ。
1.5倍時。レティクルはGerman #1。
かなり古いスコープですが、現在でも通用する光学性能です。
6倍時。可変レティクルタイプでズームするとレティクルも大きくなります。
他社製品を圧倒する縁の薄さです。
Diameter | xxxxx |
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Length | 305mm |
Weight | 603g |
Eye relief | 約80mm~100mm |
Objective coating | 表側パープル、裏側マゼンタ |
Eyepiece coating | 表側マゼンタ、パープル、裏側マゼンタ |
専用マウントタイプなので20mmレールに装着できないのが難点ですが、古いスコープにも関わらず、光学性能が高く、流石ZEISSです。
70年代頃のスコープと思われますが、この頃のZEISSも高級スコープで当時の価格で$200程しています。
同時期のLEUPOLD Vari-X IIやBushnell ScopeChief IVと比較するとZEISS製品のレベルの高さが分かります。